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スタートは、オーレリーの所属するモデル・エージェンシー「クリスタル」。このモデル・エージェンシーは、ちょっと家庭的。プロフェッショナリズムをモットーにしながら、うちとけた雰囲気が漂う。ボスは、1972年からこの業界で活躍するルネ・デュジャック=カスゥ。彼が貢献するところは大きく、モデルたちはミュグレーのような大物デザイナーに抜擢されたり、ゲランやオルラーヌの広告キャンペーンにも出演。 |
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その後は、カルバン・クラインでくつろぎのひとときを。このアメリカ人デザイナーは、モードでもコスメティックでも大成功をおさめたデザイナーの一人。タブーに挑戦するユニセックスの世界がコンセプトのベースになっている。香水CK Oneと白人ラッパー、マーキー・マークが長年ミューズを務めたウンダーウェアは大成功。カルバン・クラインは、特に若い世代で世界的にその名を定着させた。 |
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フォト・セッションのためにパリで最高に有名なステュディオ・ピンナップへと駆けつけるオーレリー。ベッティナ・ランス、オリヴィエロ・トスカーニ、パオロ・ロヴェルシと、ありとあらゆる大物フォトグラファーがここで撮影を行った。ソファーが置かれていたコーナーは、舞台美術を担当するジャン・ヌーヴェルによって、空想のレストランに見事に変身。世界中のジェット族が自家用機で押しかけてくるに違いない! |