ヘルムト・ラングのブティックをのぞいてみよう。ミステリアスで個性的、その上、物静かなデザイナーが、オーストリアをそっくりそのままパリに運んできた。新たなアーバン・スタイルの提唱者の作品の数々は、我らがサイバー・モデル、アリスもきっと気に入るはず。ストリート・ファッションは、コピー・ファッションになってはいけない。それはいつも新しく生まれ変わらなくては。
ランチはアヴェニューでと決め込んだアリス。ラッキーなことに、ファッションやプレス関係の大物の隣のテーブルに案内される。ここのメニューは、どれも軽くてとても繊細。これなら食後も軽い足取りでパリの散歩が続けられる。
サンジェルマン・デ・プレにあるガヤで、フランス文学的なディナーを。ここには映画俳優や作家たちが集まって、一つのサークルを作ってる。ここの手長エビや鯛はとても美味。有名人に囲まれて、この上なく“リーヴ・ゴーシュ”(セーヌ左岸的)な夜をあなたもいかが?