The 2nd Rally Raid MONGOL
レギュレーションBOOK


CONTENTS
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The 2nd Rally Raid MONGOL 1996
STANDARD RULES
ART.1 DEFINITION 定義
ART.2 RULES 規則
ART.3 COMPETITORS 競技者
ART.4 GENERAL PROVISIONS FOR VEHICLE 参加車両の総合的注意事項
ART.5 ELIGIBLE CATEGORIES OF MACHINES 参加車両の分類
ART.6 ENTRIES 申し込み
ART.7 TECHNICAL AND ADMINISTRATIVE INSPECTIONS 行政・車両検査
ART.8 IDENTIFICATION DISPLAY SPACE 主催者の要求するスペース
ART.9 ROUTEBOOK, TRAFFIC REGURATIONS ルートブック、交通法規
ART.10 ASSISTANCE アシスタンス
ART.12 MEDICAL SYSTEM 医療体制
ART.13 CHECK CARD チェックカード
ART.14 CONTROL ZONE コントロールゾーン
ART.15 TIME CONTROL AND MAXIMUM PREMITTED TIME タイムコントロールとマキシマムゾーン
ART.16 PASSAGE CONTROL パッセージコントロール
ART.17 ETAP (SPECIAL AND LIAISON) エタップ(スペシャルとリエゾン)
ART.18 BRIEFING ブリーフィング
ART.19 REGROUPING リグルーピング
ART.20 START スタート
ART.21 PLACINGS 順位
ART.22 PROTESTS 抗議
ART.23 SAFETY 安全
ART.24 RESPONSIBILITY FOR HELPING OTHERS 人道的な救援
ART.25 PICTURE COVERAGE 肖像権
ART.26 RESOLUTION OF CONFLICTS 紛争の解決
ART.27 PENALTIES ペナルティ
ART.28 PRIZE 賞典


ART.1 DEFINITION OF THE EVENT

第1条  定義

1.1    PREAMBLE  前文
SSER ORGANISATIONは国際的権威のもとで1996年8月15日より1996年8月24日の10日間にわたり5000km以上の距離で国際イベント第2回ラリーレイドモンゴル1996を開催する。この大会はモンゴル政府、モンゴル国オリンピック委員会、自然環境省及びその他全関係機関及び団体の完全な許可あるいは承認を受けている。そしてこの大会は全ての行程においてモンゴル国から出ることはない。
一般情報として告知されるルート及び距離は概略であり、ルートの詳細は参加者にルートブックが渡されるまで完全に秘密にされる。競技の性格上、事前の走行は厳しく禁止される。

1.2    SPIRIT OF THE EVENT  精神
この大会に参加する全ての関係者は強い自立の精神を持つ者でなければならない。 自然環境は美しいが極めて厳しく、かつ行程は困難である。真のスポーツマン精神に満ちた正しい資質を持つ者であることが強く求められる。又、参加するにあたっては相当のリスクがあることを自覚しなければならない。次に要求されるのは、この大会が国際平和、友好親善を目標としていることを認識することである。モンゴルの地で生活を営む人々に最大限の敬意を持って接することは当然である。
本大会はルートの計画、調査、試走段階及び大会期間中の全ての部分にわたってモンゴル国自然環境省環境審査官が同行、同席し合同作業において進められている。参加者、関係者は主催者からの注意事項の説明に留意し、この地の環境保全の為に最大限の努力を払わなければならない。

1.3    OFFICIAL NOTICE  公示
本大会は国際自動車連盟(FIA)並びに国際モーターサイクリスト連盟(FIM)及びフィリピンモーターアソシエーション(PMA)並びに日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)の公認のもとにFIA国際スポーツ法典とその付則、 並びに本大会の特別規則書に従い国際格式競技として開催される。

1.3.1   AUTHORIZED NAME OF THE EVENT  大会正式名称
The 2nd Rally Raid MONGOL 1996
第2回ラリーレイドモンゴル1996

1.3.2   ORGANIZATION  組織
大会名誉会長 Punsalmaagiyn OCHIRBAT
モンゴル国大統領
大会名誉副会長 Samdandorj JAMTS Ph. D
モンゴル国オリンピック委員会副委員長
大会名誉副会長 CONRADO R. AYUYAO
PMA会長
大会会長 YAMADA Tetsu/山田 徹
SSER ORGANISATION代表
大会副会長 Khaltmaa BATTULGA
GENCO.Group代表
ORGANIZING COMMITTEE/大会組織委員会
大会組織委員長 YAMADA Tetsu/山田 徹
大会副組織委員長SUGINUMA  Hiroshi/杉沼 浩
MFJ常務理事
MONTANO M. DIAZ, JR
AAA代表
OKANAMI Tsutomu/岡波 勉
TWO&FOUR代表
組織委員 L. ENEBISH
モンゴル国副首相
T. SHIREVDAMBA
モンゴル国自然環境省副大臣
J. SAINJARGAL
モンゴル国交通安全管理局長
B. SUKHBAATAR
NIC−TOS Co.,Ltd.代表
GODA Yoshifumi/郷田 義史
NISHIYAMA Shu/西山 周
TAKECHI Toshinori/武智 俊憲
Ch. KULANDA
モンゴルタイムス編集長
KUROKAWA Yoshimi/黒川 吉美
事務局長 Johnny ANGELES
SHINOZAKI Noriyuki/篠崎 典之
審査委員長 (from FIA)
審査委員 KAMIOKI Kozo/上沖 耕三
Bienvenido M. GONZALEZ. JR.
競技委員長 GAMACHI Yoshio/蒲池 良雄
競技委員 AKAMATSU Akira/赤松 章
CHIKAMORI Tokuo/近森 督生
OGAWA Hiroaki/小河 裕明
KAWAKAMI Tetsuharu/川上 哲治
NAKAMOTO Kazumo/中元 一望
SAIKI Naoya/佐伯 直哉
医師団長 Dr. TSURUMI Tetsuya/鶴見 哲也
医師 Dr. HAMAMI Gen/浜見 原
Dr. OTSUKA Ryu/大塚 龍

1.3.3   SPORTING AUTHORITIES
FIA:Federation Internationale de l'Automobile
8,place de la Concorde, 75008 Paris,France
Tel(1)42・65・99・51
Fax(1)47・42・87・31

FIM:Federation Internationale Motorcycliste
11, route Suisse CH-1295 MIES (Suisse)
Tel(+41・22)950・9500
Fax(+41・22)950・9501

PMA:Philippine Motor Association
683 Aurora Boulevard, Quezon city,
P.O.BOX 999 Metro Manila, Philippines
Tel632・721・57・61
Fax632・78・58・78

MFJ:Motorcycle Federation of Japan
Okano#2Bldg
2-16-7, Higashi-Nihonbashi, Chuo-Ku,
Tokyo,103 Japan
Tel+81・3・3865・8441
Fax+81・3・3865・8440

MOC:Mongolian National Olympic Committee
Baga Toiruu, 55
Ulaanbaatar, Mongolia
Tel/Fax+976・1・323704

1.3.4   PROMOTER AND ORGANIZERS
SSER ORGANISATION
1436-1 Hirai, Matsuyama, Ehime,
791-02 Japan
Tel+81・89・970・3603
Fax+81・89・970・3605
E-Mail:grovsser@mxa.meshnet.or.jp

ACTIVITY ASIA ASSOCIATION
683 Aurora Boulevard, Quezon city,
P.O.BOX 999
Metro Manila, Philippines
Tel632・721・57・61
Fax632・78・58・78

TWO & FOUR
KAN-EI BLD. 2F,3F
5-1-6, Uehonmachi-Nishi, Chuo-Ku, Osaka,
542 Japan
Tel+81・6・761・0248
Fax+81・6・761・0067

1.4   OFFICE  事務局
SSER ORGANISATION
愛媛県松山市平井町1436-1
〒791-02
TEL089・970・3603(代)
FAX089・970・3605
E-Mail:grovsser@mxa.meshnet.or.jp

1436-1 Hirai, Matsuyama, Ehime,
791-02 Japan
Tel+81・89・970・3603
Fax+81・89・970・3605
E-Mail:grovsser@mxa.meshnet.or.jp

1.5   SCHEDULE  日程
1996年5月25日(土)日本時間18:00 本エントリー手続締切
6月22日(土)・23日(日) 松山市にて特別車両検査と行政検査及び通関検査
8月13日(火)・14日(水) ウランバートルにて公式車両検査と行政検査
8月13日(火) 最終検査・チャーター機にて日本出発
8月14日(水) 総合ブリーフィング
ウエルカムレセプション
8月15日(木) ラリー総合スタート
8月24日(土) ウランバートル市スフバートル広場ゴール
8月25日(日) 再車検・帰国検査
表彰式・プレスカンファレンス
8月27日(火) チャーター機にてモンゴル出発

1.6   TERMINOLOGY  専門用語
Etap
エタップ
ビバークによって区切られたそれぞれのステージ
Special
スペシャル
純粋なスピードレースの区間
Time allowed
タイムアロウド
リエゾン、スペシャルごとに一定の時間が与えられる。参加者はこの時間を超すと超えた時間がペナルティとして課せられる。
Scratch
スクラッチ
スペシャルにおいて1位の車両のタイムを0とし、1位に対する遅れの時、分、秒をスペシャルのタイムとして加算する場合。モーターサイクル部門、オート・カミオン部門ともこの方法を用いる。
Bivouac
ビバーク
エタップとエタップの間。ニュートラルな時間としてのエリアの総称。通常、ビバークは主催者の本部車両を中心とした半径200mの仮想のサークル。チェックカードを所持していない状態の時はこの中に居なければならない。
Neutral Zone
ニュートラルゾーン
中立位置。タイム計測から解放されている時間帯、又はチェックカードを所持していない時間帯に居なければならないエリア。
(例)ビバーク、又は給油の為のパッセージコントロールと再スタートの為のタイムコントロールの間のエリア。
Time Control TC
タイムコントロール
チェックカードに時刻の記入を受ける行為。
これはコントロールゾーンの中で行われ、記入を受ける基準の位置(点)をチェックポイント(CP)という。
Passage Control PC
パッセージコントロール
チェックカードに通過確認のスタンプ又は記入を受ける行為。これはコントロールゾーンの中で行われ、スタンプ又は記入を受ける基準の位置(点)をチェックポイント(CP)という。
Control Zone
コントロールゾーン
タイムコントロールやパッセージコントロールの行われるチェックポイントにあるゾーンで安全確保と正確な計測を実施する為に完全にオフィシャルの支配下におかれるエリアで、その始まりの位置を黄色のフラッグ、終了の位置をベージュのフラッグで示す。(最終ページ参照)
Rest Control
レストコントロール
給油を行うエリアの中で給油によるタイムロスを最小限に留める為、又タイム計測から解放されて休憩、車両の整備の行えるスペシャルの中で認められた唯一の行為で350kmを超えるスペシャルの中で1ケ所設けられる。
Maximum Permitted Time
マキシマムタイム
スペシャル又はリエゾンに許された最大時間。この時間を超えるとペナルティが課せられる。

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ART.2   RULES

第2条   規則

第2回ラリーレイドモンゴル1996はFIA,FIMのクロスカントリーラリーに関するルールに従い、SSER ORGANISATIONのこの大会のみの本規則によって管理されている。

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ART.3   COMPETITOR

第3条   競技者

3.1   CONDITIONS FOR ENTRY  競技者の条件
A. 18歳以上であること。性別、国籍を問わない。競技車両を運転するのに有効な1996年の国際運転免許証を所持していなければならない。
B. 競技者はFIA(オート・カミオン部門)の1996年の国際競技者ライセンスCクラス以上をを所持していなければならない。モーターサイクル部門はSSER ORGANISATIONに申請しFIMより国際競技者ライセンスを受ける。
C. 主催者はその理由を明示せずに競技者の参加を拒否する権利を有する。
D. いかなる競技者も競技中に他の競技車両の運転を交替すれば失格となる。同様に他のどんな競技者が他の競技車両を移動のために使用しても失格となる。競技役員を除く全ての関係者が支援の為に上記の行為をなしたる場合は、支援を受けた競技者が失格となる。
E. 全ての競技者は、本大会の持つリスクを充分に理解した上でエントリーしなければならない。主催者は競技参加者がこの大会に関って受けた身体的精神的障害や車両・携行品損害に対する責務、刑罰を負わないことを全ての競技参加者、関係者は固く承認する。

3.2   COMPETITORS AND PARTICIPANTS  競技者と参加者
参加者とは競技者、取材の為の参加者、チーム関係者、エアメカニック、スポンサーとしての参加等を総称し、競技者とはそのなかで純粋に競技に参加している者のみを限定する。
3.3   ELIGIBLE CLASS OF RIDERS  ライダーによるクラス(モーターサイクル部門のみ)
ライダーはどのカテゴリーにあっても次のクラスに分けられる。
CLASS-1 INTERNATIONAL:
自国内外の公式な選手権大会のエンデューロ、 モトクロス、 トライアル又はマラソンレイドで過去5年以内に5位に入賞経験を持つライダー。(日本選手は日本国内にあってはモトクロス国際A、 トライアル国際Aのレースのみ)
CLASS-2 PROMOTION:
自国内外の公式な選手権大会で5位までに入ったことのないライダー。

3.4   PRIZES FOR RIDERS  ライダーによる賞典(モーターサイクル部門のみ)
これらのクラスの賞典は総合、 クラス別、 カテゴリー別と重複して準備される。
OVER38:
全ての38歳以上のライダーが該当する賞
MASTER OF GOBI:
ゴビ砂漠ステージの最優秀ライダーに与えられる賞
LADIES CLASS:
全ての女性ライダーが該当する賞

3.5   PRIZES FOR DRIVERS ドライバーによる賞典(オート・カミオン部門のみ)
これらのクラスの賞典は総合、 クラス別、 カテゴリー別と重複して準備される。
OVER48:
全ての48歳以上のドライバー、コ・ドライバーが該当する賞
MASTER OF GOBI:
ゴビ砂漠ステージの最優秀ドライバー、コ・ドライバーに与えられる賞
LADIES CLASS:
全ての女性ドライバーが該当する賞(コ・ドライバーとしてエントリーした場合は除外される)

3.6 チームの賞典TEAM-CLASS
正式に登録されたチームとしての総合的な評価に基づく賞であって、これはモーターサイクル部門、オート・カミオン部門の枠を越えて設定される。

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ART.4   GENERAL PROVISIONS FOR VEHICLES

第4条   参加車両の総合的注意事項

4.1   NOTES  一般的注意
参加しようする車両はFIA、 FIMのそれぞれの車両規定で認められた以外の改造を行ってはならない。なおかつ安全装備の項目で定められた装備を用意したもののみが出場できる。

4.2   DATE OF MANUFACTURE AND REGISTRATION 生産日及び登録
参加しようとする車両は生産されている国において1996年4月30日までに生産された車両でなければならない。4.3の例外を除けば車両の登録名義人が参加者・競技者本人でなければならない。従ってオート、カミオン部門に於いては乗員のうちの1名がその名義人でなければならない。 しかしながら登録されていない車両であっても出場することができ、この場合は競技者がその処置に関する明確な決定権を保持していなければならない。

4.3   EXCEPTIONS OF VEHICLE OWNERSHIP 車両名義人の例外
4.2の例外として参加者・競技者が報道関係者であって、生産者及び輸入業者より一定の目的をもって車両貸与を受けている場合は、生産者又は輸入業者の代表者名による貸与証明書、誓約書を各1通提出しなければならない。参加するチームが商業登記されている法人で参加車両がその法人名義の場合は、その法人代表者名の貸与証明書、誓約書を各1通提出し、その法人名がチームとして正式に出場登録されていることが必要である。以上の項目を満たしたものに4・2の例外が認められる。

4.4   EXPORT/IMPORT OBLIGATION FOR VEHICLES AND EQUIPMENT 車両及び装備品の輸出入義務
ラリー参加の為にモンゴル国内に一時輸入された全ての車両と装備品は、オイル、食糧等の消耗品を除いて全てモンゴル国より持ち帰らなければならない。
次の理由を除いて放棄・処分・譲渡をしてはならない。

A)   火災による焼失
B)   谷底への転落、 砂丘の谷の中等の実質的回収不能
C)   盗難などの不可抗力

これらは全て参加者の責任で証明されなければならない。参加者が放棄した車両及び装備を主催者は捜索・回収することはない。また車両の回収がその責任の所在を問わず日本への輸送スケジュールに間に合わず特別輸送となった場合は、 参加者がその費用を負担する。

4.5   FUEL AND ENGINE OIL  燃料とエンジンオイル
燃料及びエンジンオイルは全て主催者側が用意する。ガソリン及び軽油はロシア製である。エンジンオイルは全てのビバーク地で日本石油株式会社製、 高性能オイルZOAシリーズが供給される。 同製品を使用するにあたってのテスト及び事前調整のための必要量は遅くとも車検日までに供給される。
主催者は燃料の品質の問題について、 その責を免れる。

4.6   REFUELING POINTS AND MAXIMUM DISTANCE OF CRUISING  給油地点と最大航続距離
毎日のゴール地点(ビバーク地点)には15時より24時までの間、給油の為の施設が用意される。到着が遅れた参加者の為には翌朝5時より全てのスタートが終了するまで開設される。

4.6.1
モーターサイクル部門の最大航続距離は350kmを要求する。毎朝スタート後350km以内の地点で給油の為のレストコントロールが開設される。
レストコントロールポイントは、全車の通過が確認後又はそのETAPの1番車のマキシマムタイムのいずれかの早い時刻で閉鎖される。
レストコントロールポイントを発見できなかったり、クローズ後の到着であってガス欠の為に競技続行が不能となるのは競技者の責任である。

4.6.2
オート・カミオン部門の最大航続距離は700kmを要求する。

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ART.5   ELIGIBLE CATEGORIES OF MACHINES

第5条   参加車両の分類

5.1   MOTORCYCLE CLASS  モーターサイクル部門

5.1.1   参加しようとするモーターサイクルは以下の3クラスとする。
マラソンクラス
シルエットクラス
プロトタイプクラス

5.1.2   エンジンの容積によって4つのカテゴリーに分かれる。
カテゴリー1:601cc以上
カテゴリー2:401cc以上600cc
カテゴリー3:251cc以上400cc
カテゴリー4:231cc以上250cc

5.2   AUTO CAMION CLASS
オート・カミオン部門

5.2.1   参加しようとするオート・カミオンは以下の4クラスとする。
T1
T2
T3
T4

5.2.2   それぞれエンジンの種類によって以下の2つのカテゴリーに分かれる。
カテゴリー1:ガソリン
カテゴリー2:ディーゼル

5.2.3   車両の改造に関するテクニカル・レギュレーションはFIA,FIMの規則書による。

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ART.6    ENTRIES

第6条   申し込み

6.1   ENTRY 申し込み
エントリーはプレエントリーと本エントリーの2度に分けて行われるが、本エントリーはプレエントリーの手続きを完全に済ませた者にしかその権利はない。

6.2   ENTRY FEES エントリー費
エントリー費は次の通りである。

6.2.1   日本国内に居住する者

6.2.2 日本以外に居住する者
車両・装備の往復の輸送、 参加者のウランバートルの往復費用及び傷害保険等が除外される。(6.2.4参照)

6.2.3
6.2.1のエントリー費には次のものが含まれる。
8月13日より8月27日までの競技続行中であれば全ての食事、宿泊。傷害保険、緊急移送費用、車両と一定の重量の荷物の指定された便のみの往復運賃、通関諸経費、チャーター機のみの搭乗費用、パーティ参加費用、主催者が供給するのみのガソリン・軽油、オイル、モンゴル国内の車両登録、モンゴル国内の運転免許証取得、その他主催者より支給される物資。

6.2.4
6.2.2のエントリー費には次のものが含まれる。
8月13日より8月27日までの競技続行中であれば全ての食事、宿泊。緊急移送費用、パーティ参加の費用、主催者が供給するのみのガソリン・軽油、オイル、モンゴル国内の車両登録、モンゴル国内の運転免許証取得、その他主催者より支給される物資。

6.3   FINAL ENTRY AND ITS FEES  本エントリーと本エントリー費
本エントリーはプレエントリーを受理された者がその権利を有し本エントリーフォームを完全なものにし必要な書類及び本エントリー費と共に1996年5月25日までに完了させなければならない。
本エントリー費は所定の額を、デポジットの必要な部門はデポジットを添えて申し込まなければならない。
すべての支払いは銀行振込による。

振込み先銀行:伊予銀行 石井支店 普通預金 1361783
エスエスイーアールオーガニゼーション
振込み銀行住所:愛媛県松山市朝生田町42−3
089-941-1191

6.4   REJECTION AND CANCELLATION OF ENTRY  エントリーの拒否と取り消し
エントリーの取り消し、払い戻しの請求は論議を避けるために配達証明付き郵便に限る。
全額払い込んだ後のエントリー取り消しによるエントリー費の返還は以下の通りである。
1996年5月25日 日本時間午前0時以前に取り消せば全額の50%を払い戻す。
1996年6月10日 日本時間午前0時以前に取り消せば全額の30%を払い戻す。
1996年6月10日 以降の払い戻しは受け付けない。
行政検査・車両検査時(1996年6月22日・23日又は8月13日)に車両または書類の不備があったために参加を取り消された者へのエントリー費の払い戻しはない。

6.5   競技者及び競技車両の変更
A)   参加申込が正式に受理された後のドライバー及びライダーの変更は疾病、 ケガ等やむを得ない事情がある場合のみとし、 競技審査委員会の承認を得なければならない。
B)   参加申込が正式に受理された後の競技車両の変更は、 車両に故障、 破損等でやむを得ない事情がある場合とし、 通関にかかる詳細は主催者に承認を得、 競技審査委員会の承認を得なければならない。

6.6   CANCELLATION OF THE RALLY  大会開催のキャンセル
以下のような理由で大会の開催が困難となった場合、SSER ORGANISATIONはエントリー費を参加者に返還しなければならない。
ラリーコースを通過することが不可能なほどの開催国の政情不安、戦乱、組織的な技術力不足、参加者の大幅な不足による根本的な資金不足など解決不可能なほどの問題が生じた場合。
その総額の払い戻しをSSER ORGANISATIONは、 遅くとも1996年10月20日までに行う。もし大会のスタートが遅れた場合、SSER ORGANISATIONは直ちに参加者、関係者全員に新しい期日を速達書留で知らさなければならない。
もし、スタート日の変更で大会に参加できない選手は、書留到着後7日以内に、SSER ORGANISATIONへエントリー費の払い戻しを配達証明付き郵便にて請求することができる。いかなる場合でも参加者に賠償金が支払われることはない。

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ART.7   TECHNICAL AND ADMINISTRATIVE INSPECTIONS

第7条   行政・車両検査

7.1   ADMINISTRATIVE INSPECTIONS 行政検査
行政検査・車両検査は1996年6月22日・23日に日本国内、 愛媛県松山市 国際展示場にて行われる。又、公式車両検査は8月13・14日ウランバートルで行われる。但し6月の特別車検で認められた車両及び競技者はこれを免除される。
6月22日・23日の場所・時刻の詳細は公式通知書によって指定される。この時刻に遅れた場合ペナルティが与えられる。
行政検査の間、全ての競技者はナビゲーションの知識及び緊急時の対応についてのテストを受けなければならない。

A)   全ての参加者は、 公式競技会に先立って行われる行政検査のために指定された場所に出頭しなければならない。
B)   全ての参加者は、7.3で求められた書類を提出した上で更に以下の必要書類を検査時に提出しなければならない。

(1)   国際競技者ライセンス (モーターサイクル部門は6月22日に支給)
(2)   パスポート
(3)   破傷風の予防接種証明書
(4)   ドライバーはASNの出場証明書(オート・カミオン部門のみ)

7.2   TECHINICAL INSPECTIONS 車両検査
参加者の行政検査とは別に車両検査を実施するものとする。 その際、 当該車両は出走可能な状態でかつ、 通関に適した状態でなければならない。
プロトタイプ参加車両を除き、 オート・カミオン部門ではホモロゲーションシート、 モーターサイクル部門では車両の商品カタログを提示しなければならない。

車両検査は車両と装備品の検査が含まれる。モーターサイクル部門では更に服装の検査がある。全ての競技者はヘルメットを提示しなければならない。車両検査中、本大会の規則書に適さない車両を発見した場合、参加を拒否される。この場合、エントリー費の払い戻しはない。
大会期間中、又はウランバートルにゴール時も同様の検査に適合する状態でない車両は審査委員会の調査の後、裁定が下される。

7.3   RESPONSIBILITIES TO ADMINISTRATION  行政上の責任・義務
全ての参加者は行政検査に必要な以下の書類を本エントリーの最終締切までに可及的速やかに提出しなければならない。
A)   1996年12月31日まで有効なパスポートのコピーを2通
B)   競技車を運転するのに有効な国内・国際運転免許証のコピーを各2通
C)   パスポート用の証明写真(5cm×5cm)5枚、 モンゴル国運転免許証用写真(4cm×3cm)2枚
D)   オート・カミオン部門は英文で書かれた車両及び預け入れ用
ダッフルバッグの内容物リスト1通
モーターサイクル部門は英文で書かれた車両及び25kg以内のスペアパーツなどの入ったダッフルバッグの内容物リスト1通
E)   通関の委任状・通関の誓約書各2通
F)   インボイス、パッキングリスト
インボイス/パッキングリスト3種各5通(計15通)
G)   競技車の車検証又は登録証のコピーあるいは抹消登録証のコピー1通
H)   競技車の商品カタログ(各部門ともプロトタイプクラスは不要)
I)   健康管理届・誓約書各1通
J)   住民票1通
※カルネ、国際ナンバープレート取得の必要はない。

7.4   REGULATIONS FOR CLOTHING AND EQUIPMENT 装備品規定
A)   JIS規格C種又はSNELL M90(1990)以降のヘルメット。ヘルメットには競技者名・血液型を英文で記入しなければならない。
モーターサイクル部門ではフルフェイスタイプのヘルメットが義務づけられる。
B)   モーターサイクル部門では、充分なプロテクション効果を持った脊椎パット。
肩、鎖骨、胸部、及び腹部のパットが義務づけられる。腹部は一般的にいうウエストベルトでも構わない。 オート・カミオンでは自由。
C)   サングラス、 帽子
D)   テント、シュラフ、食器セット
E)   メディカルキット(競技者1人に対して)
水20分の消毒薬、目薬、鎮痛剤、2種類の下痢止め、抗生物質、包帯、絆創膏、安全ピン5個、 リップクリーム、 ビタミンC剤、 塩化ナトリウム錠、消毒薬
F)   サバイバルキット(車両1台に対して)
公式地図(ONCF-7及びF-8)各1枚、マグネチックコンパス、アルミシーツ(2m×1m以上)1人当たり1枚、
砂漠では1人当たり3・その他では1.5の水、常に1人当たり2000Kcalの非常食、タイダウンベルト1組(モーターサイクル部門)、充分なサイズと長さ(最低8m)のケン引ロープ2本(オート・カミオン部門)
G)   GPS GPSの使用を強くすすめる。
H)   通信設備
モーターサイクル部門には小型トランシーバーが貸与される。 安定した出力を得る為に電源を車両から取り出すことを強くすすめる。 これは通常のシガライターソケットで供給電源はDC12V〜13.8V 600mAh.を確保しなければ効果がない。
これによって競技中、 主催者や他の参加者との交信が可能である。
オート・カミオン部門には144MHz帯VHF/FM 50Wのトランシーバーの設置が許可される。 これは競技中、 主催者や他の参加者との交信が可能である。

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ART.8   IDENTIFICATION DISPLAY SPACE

第8条   主催者の要求するスペースと表示

8.1
主催者は次のスペースをゼッケン、 IDステッカー及び主催者のスポンサーの為に空けておくことを要求する。
A)   モーターサイクル部門にあってはフロントカウル、 左右のサイドカバー上それぞれ左右330mm×150mm以上のスペース、 タンク上に100mm×100mm各サイド1枚。
B)   同じくモーターサイクル部門は、 フロントフェンダーの全て、 フロントライトカウル・スクリーンの全て(即ちハンドプロテクター及びタンクを除く全面投影部分全て)
※B)に関しては100,000円でスペースを買い戻すことが出来る。
C)   オート・カミオン部門にあっては、 左右ドア部分にそれぞれ500mm×500mmを2枚。
D)   ヘリコプターの為に天井部に500mm×500mmを1枚。
E)   フロント・リアにそれぞれ400mm×400mmのラリープレート各1枚。
F)   フロントガラス上部に天地200mm、 左右フロントガラス一杯のスクリーンステッカー及びドアミラー前面部分。
※但しC)の500mm×500mm各1枚及びミラー前面部分のスペースは100,000円で買い戻すことが出来る。

8.2
モーターサイクル部門においては競技者のジャケット部前後に布製のゼッケンを取り付けなければならない。これは約25cm×25cmで、1名の競技者に4枚当たり配布される。従ってザックを背負う場合は、その後部へ取り付けなければならない。又、予備のゼッケンを預け入れのダッフルバッグに縫いつけておくことを強くすすめる。
オート・カミオン部門においても配布された布製のゼッケンを預け入れのダッフルバッグに縫いつけておくことを強くすすめる。
予備のゼッケンの不正な使用は失格の対象となり厳しく禁じられる。

8.3   OBLIGATORY DISPLAY OF NATIONAL FLAGS AND COMPETITOR'S NAMES 国旗と競技者名の表示義務
全ての競技者は国旗、 競技者名、 血液型を車両に表示しなければならない。オート・カミオン部門にあってはフロントフェンダートップ又はフロントドア上部のそれぞれ左右、 モーターサイクル部門ではフロントカウル又はタンク上部のそれぞれ左右、 それぞれボディカラーとは対照的な色ですばやく判断可能な状態でなければならない。

8.4   DISPLAY OF ID SHEET IDシートの表示
オート・カミオン部門にあっては外部より競技役員の確認しやすい位置に車検時に主催者から支給されたIDシートを表示していなければならない。 これは固定していなければならない。

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ART.9   ROUTE BOOK,TRAFFIC REGULATIONS

第9条   ルートブック、交通法規

9.1
全ての競技者にルートの描かれたルートブックが与えられる。これに記載された事項は厳重に守らなければならない。これに従わなければ失格となる。
記載は主に日本語であり一部に英文が併記される。距離標記単位はkm法であり、少数点以下2桁(10m単位)までである。
モーターサイクル用のルートブックは幅148mm。オート・カミオン用のルートブックはA4サイズ。 これは綴じられた状態で支給される。
おそくとも1996年8月13日までに支給される。

9.2
全ての競技区間は右側通行である。

9.3
全ての走行中に前照灯は点灯していなければならない。

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ART.10   ASSISTANCE

第10条   アシスタンス

10.1 DEFINITION 定義
アシスタンスとは競技者が競技を続行するために様々な助力を受けることであり、本大会の精神からも、これらはある一定の制限を設けられるのは当然のことである。不正なアシスタンスを計画したり、行ったりする行為は著しくスポーツマンシップをけがす行為であり、本大会からは完全に除外される。

10.2   DEFINITION OF TEAM  チームの定義
チームとはモーターサイクル部門にあっては3台以上、オート・カミオン部門では2台以上の競技車両を有し、車両のグラフィック、スポンサー、ウエア等に同一性を持つものでなければならない。又、チームのエアメカニック(トレーナー含む)はいかなる場合もそのチームの競技参加者数を上回ってはならない。
この他にチームマネージャー及びチーム専属のカメラマンは各1名までは認められる。

10.3   LIMIT TO ASSISTANCE  アシスタンスの制限
主催者の用意したアシスタンスの他は競技者として競技続行中の者から受けることは可能である。あらかじめ用意されていないことを条件に地元の住民からのアシストは許される。全てのビバークでは主催者の中心点の車両より見渡せる範囲に居なければならない。エアメカニックとして登録を受けている者からは技術的なアシストは認められる。

10.4   ASSISTANCE PREPARED BY THE ORGANIZER  主催者の用意したアシスタンス

A)   モーターサイクル部門のタイヤ輸送
モーターサイクル部門は主催者の指定する下記の銘柄及びサイズのタイヤを前後を問わず、1人のライダーは4本まで購入することができる。タイヤ代には輸送、 通関費用等が少なくとも1本につき10,000円以上含まれる。ルートの状況等によりサービスカミオンの到着が遅れる又は不着のビバークが予想される為に事前の情報に注意が必要である。

MICHELIN DESERT
1. 140/90-17 33.000円
2. 140/90-18 36.000円
3. 90/90-21 30.000円

MICHELIN T63
4. 130/80-17 24.000円
5. 130/80-18 24.000円
6. 90/90-21 21.000円

※この他にタイヤの組まれたホイールを1名につき1ケ主催者が輸送する。 通関輸送経費\30,000が必要。

B)   サービスカミオンの最低限の装備
コンプレッサー、 溶接器、 大型工具等。
溶接のみは例外的に技術者が必要な場合に応じて主催者側のスタッフに依頼することができる。
C)   モーターサイクル部門のダッフルバッグ輸送
モーターサイクル部門の出場者に限りダッフルバッグ(H450mm×W400mm×L900mm以内)をサービス
カミオンに預け入れることができる。これには厳しい重量制限がある。常に25kg以内でなければならない。7.3-(D)のパーツリストを提出し車検時に検査を受けなければならない。このダッフルバッグは丈夫なものでなければならず、内容物は防水対策を強くすすめる。輸送車両への積み降ろしはライダーが行う。困難なエタップ(主にETAP5/6)の為にダッフルバッグの中にシュラフ、テント、 コマ地図、食器のみの入った10kg以内の小型のスタッフバッグを用意しておくことを強くすすめる。このスタッフバッグのみはエタップによってはヘリコプターでビバークまで輸送される。
D)   オート部門のダッフルバッグとタイヤ輸送(カミオン部門は除く)
オート部門の競技者に限りダッフルバッグ(H450mm×W400mm×L900mm以内)を一人あたり1ケまでとコンプリートとなったタイヤ/ホイールを1台あたり4本まで(有料30,000円/1本)サービスカミオンに預け入れることができる。 ダッフルバッグには厳しい重量制限があり1ケの場合といえども1ケが25kgを超えてはならず、 2ケに分けることによって50kgまでが認められる。 これらはウランバートルまでは自車内にて輸送され、従って通関関係書類に記載されていなければならない。 タイヤ/ホイールは梱包してあってはならない。 タイヤ/ホイールは車検時に主催者に提出する。 よって通関関係書類に記載する必要はない。 これらも困難なエタップ(主にETAP5/6)ではサービスが受けられないことを参加者は承認する。

10.5   AIR ASSISTANCE  エアアシスタンス
正式にエントリーしたチームのマネージャーは競技者1名につき1名までのメカニックを登録することができる。技術的なアシスタンスが出来るがパーツ等は輸送してはならない。ヘリコプターに持ち込めるものは1名につき10kg以内でなければならず、それを超えるものはサービスカミオンに預け入れる。(ダッフルバッグで25kgまで)
全ては申し込み先着受付順にて締め切られる。
チームマネージャーはチームを代表し主催者に正式に抗議、質問等をする権利を有する。チームマネージャーはプレスを兼ねることはできない。

10.6   ASSISTANCE OFFERED BY THE ORGANIZER OFFICIALS 主催者側競技役員からのアシスタンス
主催者側競技役員は競技者及び競技車両に決められた場所で決められたアシスタンス(ART 10.4)をする場合及び緊急を要する場合以外、一切の助力を与えてはならない。正式にリタイア届を受理した後であれば援助活動を行うことができる。これは取材参加者も同様である。

10.7   UNFAIR ASSISTANCE 不正なアシスタンス
あらゆる車両、モーターサイクル、飛行機、ヘリコプターによる大会前、大会中の先行、 併走、 追走または違うルートを通っての走行は厳しく禁止される。
アシスタンスの事実が無くともこの行為は不正なアシスタンスと認定せざるを得ない。リタイア車両、 リタイア者による行為も同様である。

10.8   LIMIT OF RADIO COMMUNICATION 無線機の使用の制限
オート・カミオン部門は指定された周波数の無線機を使用することができる。それ以外の通信システム及び車載された1個以外の所持、使用は禁止される。モーターサイクル部門は無線機を貸与する。それ以外の所持、使用は禁止される。(ART.7.4 H参照)

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ART.12   MEDICAL SYSTEM

第12条   医療体制

12.1   MEDICAL SYSTEM  医療体制
主催者は以下の医療体制を整える。

1)   メディカルカー   ・・・2台
医療機器を装備した医師1名が各エタップの出発地点より中盤及び後方をフォロー

2)   メディカルカミオン ・・・1台
医療機器を装備した医師1〜2名が待機

3)   ヘリコプター    ・・・1機
医師1名又は2名が監視用機器と共に搭乗

12.2   EMERGENCY TRANSPORTATION 緊急移送
主催者は緊急を要する重傷者を最短距離にある設備の整った北京市内にある契約先の救急病院へ緊急移送をする。 これらの費用はART.11保険に含まれる傷害治療費用保険金が保険会社が必要と認められた場合に充当される。 主催者は緊急移送に必要な費用は保険金額を超えることのないように努める。
この大会の緊急医療チームは鶴見哲也医師をチーフに日本人医師5名で構成される。 医師の専門分野の内訳(内科医1名、 外科医2名、 麻酔医1名、 看護士1名)であり、 医師は全て救急救命医である。
これらの医療チームのメンバーの構成はラリーの最終的な規模により増減することがある。 緊急の必要が無い負傷者はラリー中の大会本部、 又はウランバートル本部へ収容する。 主催者の緊急移送の責任範囲は北京にある契約先の救急病院までとする。

12.3   MEDICAL CHECK メディカルチェック
A)   主催者は行政検査日、 及び8月14日にメディカルチェックを実施する。 全ての競技者はメディカルチェックに出頭し、 医師団長による競技参加承認を得なければならない。
B)   全てのエタップで午前0時を過ぎて到着した競技者は次のエタップの各自のスタートまでにメディカルセクションに出頭し、 メディカルチェックを受け医師団長による競技続行承認を得なければならない。
C)   競技長あるいは医師団長は、 必要と認めた場合いつでも競技者のメディカルチェックを行うことができる。

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ART.13   CHECK CARD

第13条   チェックカード

13.1
毎朝のスタート時にあらかじめスタート時刻の記入されたチェックカードを渡す。サイズはA5サイズ(148×210mm)樹脂系の紙で出来ている。保管方法は自由であるが、保管及び記入されたタイムが判読可能な状態を保つのは参加者の責任である。

13.2
チェックカードは役員の許可なく修正や変更をした場合、失格となる。

13.3
競技者は各タイムコントロール又はパッセージコントロールでチェックカードを提示しなければならない。その日のエタップの終了するタイムコントロールでチェックカードは回収される。

13.4
競技者はチェックカードに書かれた全てのタイムコントロール又はパッセージコントロールで記入又はスタンプを受ける。記入されていなかったり、スタンプがなかった時は失格になるまでペナルティが課せられる。

13.5
チェックカードを紛失した場合は最低でも30分以上のペナルティが与えられる。

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ART.14   CONTROL ZONE

第14条   コントロールゾーン

全てのコントロールゾーンの始まりと終わりはフラッグによる合図で知らされる。

14.1
コントロールゾーンの始まりはイエローのフラッグが使用される。これはチェックポイントの100m手前に掲示される。チェックポイントの位置はレッドフラッグが使用される。コントロールゾーンの終了点は100m離れた位置でベージュに黒い3本の斜線が入ったフラッグで示される。
コントロールゾーンは原則として100m+100mであるが、コントロールのタイプや地形的な理由で増減され、 最短で20mまで短縮される。

14.2
ルートブックに記された以外の方向からコントロールゾーンに進入することは厳しく禁止される。すでにチェックカードに記入されているのに再度同じコントロールゾーンへどちらの方向からでも進入することは禁止される。1度目の違反は1時間のペナルティ、2度目は失格となる。

14.3
コントロールゾーン内は完全に競技役員によって支配されている。この中ではゼッケン、スポンサーの広告ステッカー、ライト類の汚れを拭く以外、車両の整備を禁止する。休息も同様である。従わない場合は失格になるまでペナルティを課す。

14.4   REST CONTROL レストコントロール
パッセージコントロールにモーターサイクル用の給油ポイントを兼ねたレストコントロールが設けられることがある。このエリアでは2ケ所のコントロールゾーンが設けられ、この2つのコントロールゾーンの間をニュートラルゾーンと呼び、モーターサイクル部門では給油、 他の部門では休息が義務づけられる。 場合によっては主催者から水と若干の食糧が補給される。
1つめのコントロールゾーンを管理する競技役員によって2つめのコントロールゾーンに進入するタイム、2つめのタイムコントロールをスタートする時刻が指定される。この間の時間をレストコントロールと呼ぶ。この時間帯にニュートラルゾーンから出てはならない。 またモーターサイクル部門の給油は、この時間内に完全に行わなければならない。

14.5
レストコントロールタイムはマキシマムタイムの中に含まれる。いかに給油に手間取ったとしてレストコントロールタイムをオーバーしペナルティを受けたとしてもこれによってマキシマムタイムが変更される等の救済措置はない。

14.6
コントロールゾーン内は減速して走行しなければならない。追い越しは厳しく禁止される。かつ全てのコントロールゾーン内は自力で走行していなければならない。

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ART.15 TIME CONTROL AND MAXIMUM PERMITTED TIME

第15条   タイムコントロールとマキシマムタイム

15.1
スペシャルの始まりにあるタイムコントロールで選手はレッドフラッグで示されたタイムコントロールのラインを越えた後、チェック員にチェックカードを提出しなければならない。そこではスペシャルをスタートする予定時刻が記入される。
時刻の記入を受けた後に、すぐスペシャルのスタート位置フラッグマークへ進まなければならない。 この2つのチェックの間にはスタートの準備のため5分間が与えられる。加えパンクの時には最大20分が認められているが、それ以上の遅れはペナルティの対象となる。

15.2
マキシマムタイムは最大でも連続した16時間である。エタップごとのマキシマムタイムは事前に決められており、 発表されている。

15.3  PENALTIES AND MAXIMUM PERMITTED TIME マキシマムタイムをオーバーした場合のペナルティ
いずれのタイム計測をするチェックポイントにおいてマキシマムタイムに遅れた者はそのエタップに与えられたマキシマムタイムに加えて次のペナルティが課せられる。
  • 最小ペナルティ・・・・ 4時間:マキシマムタイムから1時間未満の遅れ
  • 最大ペナルティ・・・・10時間:マキシマムタイムから1時間以上の遅れ

15.4   マキシマムタイムに延長がある場合
マキシマムタイム内にそのスペシャル又はリエゾンを走り終えた競技者が7人以下の場合、マキシマムタイムは7台が到着するまでにかかる最大時間まで延長される。[例]マキシマムタイムが12時間であったとして、7人目の競技者が13時間15分かかった場合、マキシマムタイムは14時間に延長される。

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ART.16 PASSAGE CONTROL

第16条   パッセージコントロール

競技者がルートブックに記されたルートを確実に通っているか、またエタップ内での位置をチェックするためにパッセージコントロールが用意される。このパッセージコントロールの正確な位置はエタップのスタート前に発表される。パッセージコントロールの不通過は次のペナルティが与えられる。
  • 1回目・・・・3時間
  • 2回目・・・・6時間
  • 3回目・・・・9時間
  • 4回目・・・・失格
パッセージコントロールの設置数はエタップの状況によって増減する。パッセージコントロールに加えて1つのスペシャルのある部分がキャンセルされた場合、 スペシャルが区別して成立されるようにチェック員は時間の計測も実施する。

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ART.17 ETAP(SPECIAL and LIAISON)

第17条   エタップ(スペシャルとリエゾン)

17.1   SPECIAL スペシャル
スペシャル及びリエゾンのスタート指定タイムは厳重に守らなければならない。これに遅れると30分未満は分単位のペナルティ、 30分以上では失格となる。
スペシャルと違うルートを通った競技者は失格、またはそれと同等の重いペナルティを受ける。
スタートの違反(フライング)は1分のペナルティ、スタートの順位が守られない場合は5分のペナルティが課せられる。スペシャルのフィニッシュはエンジンによってマシンが自力で動いている状態でなければならない。
スペシャルのフィニッシュはタイムコントロールが行われる。

A)   黄色地にフラッグマークのフラッグ(ゾーンの始まり)
B)   約100m離れて赤色地にフラッグマークのフラッグ(計測地点)
C)   約100m離れて2つ目の赤色地にSTOPのマークのフラッグ(STOP)
D)   約100m離れてベージュに3本斜線のフラッグ(ゾーンの終わり)

黄色のフラッグと赤いストップサインの間(A〜Cの間)は停止してはならない。
赤色のストップのフラッグとベージュに3本斜線のサイン(C〜Dの間)で停止しなければならない。ここで責任あるチェック・オフィシャルによって、チェックカードにタイムが記入される(時・分・秒)。このあとリエゾンが続く場合はスペシャルのフィニッシュタイムが同時にリエゾンのスタートタイムとして扱われる。

17.2   TIME CHECK AT THE SPECIAL スペシャルの計時
スペシャルは秒計時区間とし、各タイムコントロールの計時を秒単位とし、秒未満を切り捨てる。

17.3   LIAISON リエゾン
このセクションは定めれらた時間(タイムアロウド)で走行しなければならない。
その時間はそのエリアの交通状況に応じたアベレージスピードで決定される。
このセクションでは到着に1分遅れるごとに1分間のペナルティが課せられる。

17.4   TIME CHECK AT LIAISON リエゾンの計時
リエゾンは分計時区間とし、各タイムコントロールの計時を分単位とし、秒以下を切り捨てる。

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ART.18 BRIEFING

第18条   ブリーフィング

A)   競技長はそのエタップの1番車のスタートの少なくとも1時間前までに競技審査委員会の出席を得てブリーフィングを開催する。ブリーフィングは各エタップのスタート前にあっては大会本部テント前にて行われる。 全ての参加者は必ず出席しなければならないが、 オート・カミオン部門にあっては1名のドライバーでも構わない。
B)   ブリーフィングに出席しなかった為の参加者の不利益に関しては全く抗議の対象とならない。
C)   競技長は必要に応じ随時ブリーフィングを開催することができるが、 この場合は大会本部掲示板にて告知される。

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ART.19 REGROUPING

第19条   リグルーピング

砂嵐が発生した場合、又はコースの突然の激変で前進が不可能となった場合など安全の為にタイムコントロールを伴った再集合を行い、そのエタップはコンボイで移動することとなる。

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ART.20 START

第20条   スタート

20.1
全てのスタートはコントロールゾーンの中において行われる。(ART.14参照)

20.2
各エタップの1番車のスタートは午前6時とする。

20.3
全てのスタートは主催者の管理下において行われる。主催者の合図無くしてスタートラインを越える行為は厳しく禁止される。又、スタートは自らのエンジンによって得られる推進力で行われなければならない。ウランバートルの総合スタートはエントリーゼッケン順、その他のエタップのスタートは前日までの総合成績順又は主催者の指示によって行われる。スタートはモーターサイクル部門にあっては30秒間隔、オート・カミオン部門にあっては常に1分間隔で行われる。FIAシードドライバーは前後2分間隔となる。又、ウランバートルの総合スタートを除き、モーターサイクル部門より行われモーターサイクル部門の最終車両のスタートよりオート・カミオン部門のスタートは1時間の間隔がとられる。

20.4
そのエタップをスタートしようとする者は,そのエタップの各部門の1番車のスタートの30分前までに前日のエタップのゴール及びチェックカードの提出を終えていなければ失格となりスタートの権利を失う。

20.5
20.4の例外として、ゴールした時刻が1番車のスタート30分前以降であってもそのエタップのマキシマムタイム以内であれば失格を免れ、再スタートできる。ただし、ゴール後1時間以内にそのエタップをスタートしなければならない。それを越えた場合は失格となる。

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ART.21 PLACINGS

第21条   順位

総合順位はスペシャルのタイムに様々な状況でのペナルティを加えて計算される。
競技者はタイムの少ない順にランクされる。
同タイムで終了した場合は、1日目のスペシャルのタイムで審査され、それでも同タイムの場合は2日目、3日目の順で決定される。
暫定順位は午前0時までにビバークで掲示される。

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ART.22 PROTESTS

第22条   抗議

抗議は国際スポーツ規則にそって行わなければならない。また、抗議は文書で時刻を記載し、モーターサイクル部門では抗議料100USD、 オート・カミオン部門では抗議料1,000USDを添えて提出すること。抗議が他の競技者のエンジン等の分解を要求する場合、200USDを追加して支払わなければならない。
抗議の対象となった競技者は審査委員会の審査を受けなければならない。それ以外の抗議は審査委員会の決定をもって掲示又は口頭にて通知される。抗議料はその抗議内容が認められた場合を除き返還されない。これらの決定に不服のある場合はFIAスポーツコード181項に従い控訴をすることができる。 この場合の控訴料は2,500USDである。
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ART.23 SAFETY

第23条   安全

23.1
リタイアする競技者はいかなる方法を使ってもすみやかに次の日のエタップの終わりまでにその旨を主催者に届け出なければならない。いかなる競技者もこの重要な安全と規律に関する条文が守れないものは、SSER ORGANISATIONが主催する今後のいかなるイベントにも参加できない。
同様に、もしリタイアするときに主催者へ報告せず、所在地が知らされなかったために特別捜索が行われた場合に、競技者はその費用を支払う義務がある。
リタイアした競技者はルート上のいかなる場所においても主催者の飛行機で運ばれることはない。
リタイアした競技者は、日本へ帰国の為の輸送作業に遅れない為に自らの責任においてウランバートル市へ向かわなければならない。これは主催者とのミーティングによる。
走行するルートは政府の許可をとっている為に勝手な独自のルートの走行は厳しく禁止されている。

23.2   DEPOSIT デポジット
競技者のデポジット(オート・カミオン部門のみ)は以下の場合に没収される。
A)   リタイアした時点で一律50%、 失格となった場合はその全額
B)   リタイアした競技者を主催者が回収した場合
C)   リタイアした車両を主催者が回収した場合、 又は車両を放棄した場合
D)   抗議の方法違反、 口頭による抗議がなされた場合

23.3   ROUTE CLOSE ルートクローズ
主催者の最終車両(カミオンバレイ)が最後方から進行し、ルートをクローズする。
ルートがクローズされた後、競技者はルート上にとどまる事は出来ない。
モーターサイクル部門にあっては,カミオンバレイに遭遇した競技者は一定の時間帯でリタイアとなり、この車両に乗らなければならない。この時競技車両も同時に回収されるが、この時以外主催者による回収が行われることはない。カミオンバレイにより競技者、車両はその日のビバークまで運ばれる。
オート・カミオン部門にあっては,カミオンバレイに遭遇した競技者は一定の時間帯でこの車両に乗らなければならない。車両は状況に応じて可能な限り回収する。主催者は回収できなかった事に対して責任を負わない。カミオンバレイにより競技者は、その日のビバークまで運ばれる。
全ての部門において、カミオンバレイへの乗り込みを拒否した競技者はルートクローズの責任者によって提出された証明書にサインをしなければならない。乗り込みを拒否した競技者は全ての権利を失い、その後の日本へ帰国の為ウランバートルまでの移動は自らの責任において行わなければならない。拒否した結果に関して主催者は一切関与しない。

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ART.24 RESPONSIBILITY FOR HELPING OTHERS

第24条   人道的な救援

救済が必要な負傷者を発見した場合、後続の競技者は停止をしなければならない。他の車両に知らせ、可能な限りすみやかに主催者に知らせなければならない。
しかし、その理由でエタップが遅れてしまった場合は、そのタイムが差し引かれることはない。全ての競技者は、この様な状況に陥ることのないような最善の努力を払う必要がある。

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ART.25 PICTURE COVERAGE

第25条   肖像権

このイベントを対価を得て公開又はテレビ、ラジオ、映画、写真等の対象にすることは全て主催者の権限であり、主催者が本大会の広報のために競技者の氏名、写真等を使用することは自由である。
本大会のトレードマークや肖像権を使用する者は、SSER ORGANISATIONと契約をしなければならない。

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ART.26 RESOLUTION OF CONFLICTS

第26条   紛争の解決

26.1
このイベントの全てに関する訴訟については、主催者の本拠地(都道府県)における裁判所に提起するものとする。

26.2
この規則書に規定のない事項については、日本国の法令に準拠する。

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ART.27 PENALTIES

第27条   ペナルティ

ペナルティの種類ARTICLE No.スタートの停止(最大30分まで)30分を超えると失格タイムペナルティ又は罰金失格
参加者の身分証明に関する反則・競技者の不正な交替ART.3.1

×
車検に定められた時間の違反ART.7.1
1分の遅れにつき1分の加算
車検員の質問に対する回答の拒否や車両提示の拒否ART.7.2

×
メディカルキットの不所持ART.7.4 ×

水の不所持ART.7.4 ×

義務づけられた安全装備品の不備ART.7.4 ×

主催者の義務づけた広告およびゼッケンプレートの拒否又は不履行
1回目
2回目
ART.8
エントリーフィーの半額の罰金

×
ライダーのボディゼッケン又は車両のゼッケンの故意による欠落
1回目
2回目
ART.8
エントリーフィーの10%の罰金

×
ルートブックに示されたルートを通らないART.9.1

×
スタート前に前照灯が点灯しないART.9.3 ×

競技に参加していない者や失格者によるパーツ輸送やアシストART.10.3

×
ビバークにおいて参加者以外からアシストを受けたART.10.3

×
認めていない無線機やナビゲーション機器の使用ART.10.8

×
車両のマーキングの偽造TECNICAL REGULATION参照

×
スポーツマンらしくない行為FIA/FIMスポーツコード参照

×
チェックカードの紛失ART.13.5
30min.
チェックカードの偽造ART.13.2

×
コントロールゾーンへの進入方向違反
1回目
2回目
ART.14.2
1hr.

×
同じコントロールゾーンへ2度の進入
1回目
2回目
ART.14.2
1hr.

×
コントロールゾーン内でオフィシャルの指示に背く行為ART.14.3
2hr.
コントロールゾーン内での追い越し等、減速不履行ART.14.6
1hr.
タイムコントロールへ進入する際に自らのエンジンの力で前進していない(けん引、押している等)ART.14.6

×
スタート時に自らのエンジンで前進できない場合ART.14.6
ART.20.3
×

マキシマムタイムオーバー
1時間未満
1時間以上
ART.15.3
最小4hr.
最大10hr.

パッセージコントロール不通化
1回目
2回目
3回目
4回目
ART.16
3hr.
6hr.
9hr.

×
エタップのスタートに30分以上遅れる(スタートの停止を含む)ART.17.1

×
スタート違反(フライング)ART.17.1
1min.
スタート順位に従わないART.17.1
5min.
リエゾンでの遅れART.17.3
1分につき1min.
エタップの各部門の1番車のスタート30分前までにゴール及びチェックカードの提出を終えていないART.20.4

×

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ART.28 PRIZE

第28条  賞典

28.1 モーターサイクル部門

OVERALL
総合
1st prize 500,000yen
2nd prize 300,000yen
3rd prize 150,000yen
RIDER Internationalライダー Promotion 1st prize 150,000yen
1st prize 150,000yen
MARATHON CLASS マラソンクラス 1st prize 250,000yen
1st-Cat.1 100,000yen
1st-Cat.2 100,000yen
1st-Cat.3 100,000yen
1st-Cat.4 100.000yen
SILHOUETTE CLASS  シルエットクラス 1st prize 250,000yen
1st-Cat.1 100,000yen
1st-Cat.2 100,000yen
1st-Cat.3 100,000yen
1st-Cat.4 100.000yen
PROTO TYPE CLASS プロトタイプクラス 1st prize 250,000yen
1st-Cat.1 100,000yen
1st-Cat.2 100,000yen
1st-Cat.3 100,000yen
1st-Cat.4 100.000yen
WOMEN 女性 1st prize 100,000yen

28.2   オート・カミオン部門

OVERALL 総合 1st prize 1,000,000yen
2nd prize 500,000yen
3rd prize 300,000yen
GROUP T1
1st gasoline or 1st diesel
1st prize 300,000yen
2nd prize 200,000yen
1st prize 100,000yen
GROUP T2
1st gasoline or 1st diesel
1st prize 300,000yen
2nd prize 200,000yen
1st prize 100,000yen
GROUP T3
1st gasoline or 1st diesel
1st prize 300,000yen
2nd prize 200,000yen
1st prize 100,000yen
GROUP T4
1st gasoline or 1st diesel
1st prize 300,000yen
2nd prize 200,000yen
1st prize 100,000yen

28.3   RECEIPT OF AWARDS/(PRIZES) 賞金の受け取り
賞金はいくらでも重複して受け取ることが出来る。 表彰式では小切手のダミーが渡される。 賞金は本エントリー時に記載された個人の銀行口座へデポジットの返金と同時に実行される。

28.4   EXCEPTIONS TO THE PRIZE SYSTEM 賞金の例外
モーターサイクル部門では参加台数が60台に満たなかった場合、 オート・カミオン部門では参加台数が30台に満たなかった場合はそれぞれ賞金額は50%減額となる。

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